小児神経科

小児神経科では、脳性麻痺や自閉症などの発達障害、てんかんおよびその他のけいれん性疾患、筋ジストロフィーなどの筋疾患、代謝および変性疾患など、小児神経疾患を対象に診療を行っています。

脳性麻痺や重症身心障害児では診断、健康面や摂食などの生活相談、外来リハビリテーションを行い、QOLの向上を目指します。

てんかんの治療は小児に止まらず成人に至るまで一貫した治療を行い、薬物療法の効果がない場合は脳神経外科と連携し、外科治療についてもご紹介しています。

自閉症などの発達障害の診療では、診断とともにリハビリテーション、当センター内の児童発達支援センターを含めた療育施設のご紹介や、幼稚園、学校などの連携のため、直接相談員が地域に訪問し、療育上の相談や指導に応じています。

診療は原則として完全予約制とし、ひとり一人に充分な時間をおとりしています。そして、ご家族や周囲のお子さまを支えている方たちに障害の性質、特徴をわかっていただき、じっくりつきあいながら可能な限りの支援をしていくことを第一に考えています。