リハビリテーション部の紹介
理学療法士6名、作業療法士10名、言語聴覚士11名が所属しています(2023年4月現在)
入所及び在宅の方がより良い生活を送れるように、能力の回復や新たな能力の獲得のためにリハビリテーションを実施しています。
対象疾患
脳性麻痺、ダウン症、自閉症スペクトラム、言語発達遅滞、構音障害など
理学療法班(PT班)Physical Therapy
運動面に遅れや問題が生じているお子さまに、おもちゃや器具を用いて支援を行います。呼吸機能に問題のあるお子さまには呼吸理学療法を行います。
その他には日常生活を快適に過ごすための姿勢について、説明等を行っています。また、車椅子・座位保持装置・装具などの補装具の制作・修理・調整・相談などを行います。
作業療法班(OT班)Occupational Therapy
食事、着替えなど身の回りの動作や、鉛筆、はさみなど学習における道具の操作を、遊具や玩具を使って、からだ全体や手の使い方を指導します。また道具やイスの工夫も行っていきます。
他者との関わりや集団行動における困りに対して、小集団で社会的な技能を学ぶ活動も取り入れています。
言語聴覚療法班(ST班)Speech Therapy
ことばのやりとりが難しい、発音がはっきりしない、ことばがつまってうまく言えないなど、ことばについての相談や評価を行い、お子さまに適した方法で言語発達を促していきます。
食べたり飲んだりすることが難しいお子さまへの支援も行っています。
耳のきこえにくいお子さまには、補聴器や人工内耳の装用を支援しながら、きこえとことばの発達を促していきます。
リハビリテーション時間割
リハビリテーション時間 | |
1限目 | 8:50~ 9:30 |
2限目 | 9:35~10:15 |
3限目 | 10:20~11:00 |
4限目 | 11:05~11:45 |
5限目 | 11:50~12:30 |
6限目 | 13:20~14:00 |
7限目 | 14:05~14:45 |
8限目 | 14:50~15:30 |
9限目 | 15:35~16:15 |
10限目 | 16:20~17:00 |
・リハビリテーション時間は若干前後することがあります。
施設基準
- 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
- 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
- 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
- 障害児(者)リハビリテーション料
- 集団コミュニケーション療法料
勉強会・研修会
PT班、OT班、ST班ごとに勉強会を月1回程度行っています。
学術活動(2019年度以降)
2019年度
日本聴覚医学会「当センターにおける新生児聴覚スクリーニング後の言語聴覚士の関わりについて」ST班
山口県小児保健研究会「小頭症、精神運動発達遅滞を呈した女児の事例検討」OT班
山口県リハビリテーション研究会「当センターにおける姿勢ケアの取り組み」PT班
2020年度
日本聴覚医学会「3歳児聴覚検診後の精査機関としての当センターにおける対応の実際」ST班
2021年度
山口県小児保健研究会「当センターで理学療法を受けている外来児者の実態調査」PT班
2022年度
山口県小児保健研究会「鼓ヶ浦つばさ園 難聴幼児通園クラス開設15年のあゆみ」ST班
2023年度
日本リハビリテーション医学会「両下肢の尖足拘縮を多数回矯正ギプス法で治療した先天性筋強直性ジストロフィーの小児の1例」PT班
地域貢献(2019年度以降)
2019年度から2023年度
下松市手話奉仕員養成講座講師ST班
2019年度から2023年度
熊毛地区子育て相談会講師ST班
2019年度
山口南総合支援学校研修会講師PT班
2021年度
周南総合支援学校研修会講師PT班
2022年度
周南地域発達障害児支援者養成研修講師OT班
製薬会社社内研修講師「脊髄性筋萎縮症児へのリハビリテーション」PT班
資格取得状況
- 認定作業療法士 2名
- 認定言語聴覚士 1名
- 介護支援専門員 1名
- 福祉住環境コーディネーター2級 1名